【ホルモンバランス】PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前気分不快障害)②

PMDDの症状はほとんどが精神症状で、絶望感や自己卑下・持続的な怒り・制御不能など、かなり過激な症状が含まれています。

PMSやPMDDがどのくらいの割合で見られるかについては、実にいろいろな数値が報告されているので、正直なところ正確な数値は判明していないようです。たとえばあるアメリカの研究者は「女性の1割から9割が、初潮から閉経までの間のある時期にPMSを経験する」と言っており、このあまりにも幅がある割合の報告や、また、私が見た報告の中で最高の割合だったのが95%ですが、こうなるとPMSでない人はいない、ということになります。様々な報告の数値を平均化してみると、50~70%あたりが妥当な線と言われています。

この割合は、PMSの症状として挙げられたもの、たとえば「月経前に乳房が過敏になる」とか「むくむ」などといくつか思い当る人の割合であって、その中で治療が必要な人-つまり日常生活に支障をきたしている人の割合は5%くらいだろうといわれています。

そしてPMSの中の2~8%ぐらいがPMDDではないか、というのが専門家の間の見方です。

理屈の上ではPMSやPMDDは月経がある間のすべての女性に起こりうるもので、また発症のきっかけは特定できるものはないとの見解がほとんどです。

 

【月経前不快気分障害(PMDD)のチェックテスト】

過去一年間の月経周期のことを思い出してください。月経の前10日ぐらい(排卵日の2~3日後)から月経開始1~2日ぐらいまでの間に以下のような症状はありませんか?ただしその症状は月経が始まって遅くとも3日目くらいで消え始め、月経後一週間は現われないものに限ります。

 

1□ 激しいうつ状態・激しい絶望感・ひどく自己卑下する気持ちのいずれかを覚える

2□ 不安・あるいは緊張度が高い、あるいは「苛立っている」という感情を覚える

3□ 著しく情緒不安定になる-たとえば突然悲しくなる、涙が出る、号泣する、他人から拒絶されるとひどく傷つくなど

4□ 激しい怒りが続く・ちょっとしたことですぐ怒る・人間関係のトラブルがよく起こる

5□ 日常の活動に対して興味がなくなる-家事・仕事・友人・趣味など

6□ 物事に集中することが困難になる

7□ 激しく倦怠感を覚えたり、すぐ疲れたりする。あるいは、著しく気力が減退する

8□ 食欲が大きく変化する-過食になる・特定の食べ物が欲しくてたまらなくなる

9□ 過眠あるいは不眠に陥る

10□ いろいろなことに圧倒されるという感じを覚えたり、自分を制御することが難しいと感じたりする

11□ 乳房の圧痛や脹痛・頭痛・関節痛・筋肉痛・膨満感・体重増加などがある。

 

以上の症状が5つ以上あり、特に1から4までの項目の症状が少なくとも1つ以上あれば、月経前不快気分障害の疑いがあります(アメリカ精神医学会「PMDDの定義」DMS-Ⅳより改変)。

 

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自律神経失調症・婦人科症状

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